No.68

しまだそう

Q1『描く(行為)』『イメージ(すること)』どちらを先に行いましたか?

『イメージ(すること)』

Q2 具体的にどのように描いたか教えてください。

ペンを持ち紙を見ていると、ふと、カタカナの「ナ」という文字を思い浮かべた。

Q3「描く⇄イメージ」が行き来していた具体的な事柄について教えてください。

上記のイメージを思い描いたとほぼ同時にペンと定規を使い線を引き始めた。何本か線が引かれるとそこには文字ではなく絵としての線があったので、その線と余白に反応し、また線を引いた。観て、描いてを繰り返す内に線の密度に興味が移り、定規を平行に動かし続け、線を引き続けた。

Q4 アップロードしたドローイングについて、ご自身にとっての位置付けを教えてください。

「 成功」と判断したもの

Q5 ドローイングを行う目的、気をつけていることやこだわりなどについて教えてください。

私の場合はドローイングを気楽にとらえすぎると良い線が引けない事も多いので、それなにりに緊張しながら描く事が多い。数分から十数分ほどの短い時間で終える事が多いので、短い時間の中で濃密な体験ができる適度な緊張状態を求めています。

Q6 ドローイングを行うとき、完成(形態感)を目指すor完成を避ける

描くという行為による充足感と観るという行為による納得感や満足感、興奮などを目指している。後者を目指すことで結果的には完成というものに近づいていく可能性は高いが、完成そのものを目的にはしていないように思う。

Q7ドローイングを行うとき、ルールを作るor作らない

ルールを作らない

Q8ドローイングの中で、要素を繰り返すor繰り返さない

要素を繰り返す

Q9 ドローイングを行うとき、仮説(ドローイングの目的意識などを達成するための考え方)を設定するor設定しない

仮説を設定しない

Q10 なぜ、その画材を選択しましたか?

シャープな線が引ける。定規の動きによって少しインクが伸びる事で白い空間に意図せぬ要素を持ち込めるから。