No.66

王木易

Q1『描く(行為)』『イメージ(すること)』どちらを先に行いましたか?

『描く(行為)』

Q2「描く⇄イメージ」が行き来していた具体的な事柄について教えてください。

版材に殴り描き(行為)、彫刻刀で彫る際に線の取捨選択を行った。自分の手で直接描いた線はドローイングの前段階だと考えている。つまり、無駄な情報の多い雑多な情景。彫刻刀で掘り進める段階から、ドローイングという取捨選択の行為が始まる。この時は、いらないと判断した線を彫って物理的に減らしていった。刷った時に初めて、これは~に見えると考えることもある。しかしその結果は自分にとって重要ではない。

Q3 アップロードしたドローイングについて、ご自身にとっての位置付けを教えてください。

「成功」と判断したもの

Q4 ドローイングを行うとき、完成(形態感)を目指すor完成を避ける

完成を避けることで描き進める

Q5 なぜ、その画材を選択しましたか?

負荷が大きいから。